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まえにalei 達がクロード・ベルランドの記事をアップするからってネタ回してくれたけど、sai の記事に「絵画のマルキ・ド・サド」ってあったように、みんなの記事を見るだけで精一杯。あんまり好きじゃない画家だから。

バーン=ジョーンズ・・・。どうだろう。ところがさ、みんな「えっ!」っていうくらいいいから、印象変わった。じゃ僕もちょっと図書館で探してみるかと!で、かろうじてコレ。

The Car of Love or Love's Wayfaring

 愛の旅もしくは愛の凱旋車 1891-98 A&V所蔵
Sir Edward Coley Burne-Jones
これはaleiの「運命の女神の車輪」、「愛の勝利」、そしてsai の「トロイの三連画」に関連する作品だと思っているけど。

二人ともペトラルカ (1304-1374) まで言及していないので、僕のネタになった。この人の愛の抒情詩なんかで、愛から最後の永遠まで勝利の凱旋がかわる。

「愛」は「純潔」に負け、「死」、「名声」、「時」と勝利が変わり、最期は「永遠」が勝つというものを「凱旋」に綴っている。

バーン=ジョーンズの運命の女神の車輪の1枚からはじまる「愛の勝利」も、このペトラルカの「凱旋」からパクリしている。その「愛の勝利」とsaiのアップした「トロイの三連画」にこの「愛の勝利」がはめこまれる。

でね、その「愛の勝利」は愛がの勝利で終わるじゃん。その愛の凱旋がこの作品じゃないかと推理した。

The Fall of Lucifer 1894年

ルシファーの堕天 1894年
Sir Edward Coley Burne-Jones
この作品はネタなし。所蔵先不明。でもタイトルで誰でもわかる作品と思いアップ。ほんとうにバーン=ジョーンズは大きらいなので、僕のブログにアップするにはかなり作品を鑑賞した。

驚いたのが「ヴィーナス賛歌」、「レバノンの花嫁」。だってさ、どのブログやHPの記事みても、あれはひどい画像しかなかったのに、すっごく印象が変わった。

ヴィーナス賛歌」  「レバノンの花嫁」  
あとmakiの「希望」、あれ3枚あるってことになるね。

こんな作品って思っていたのが、連作やいくつもあるバージョンできちんと紹介してうまい!ほんとこれだけ鑑賞するとよく見えてしまう。

眠り姫」 「聖ゲオルギウス

欺かれたマーリン、赦免の木、フュリスとデモフーン ってこんなによかったっけ?

エドワード・バーン=ジョーンズ  アーサー王と円卓の騎士

いろいろ比較してみると、やっぱりちゃんとした画像を鑑賞したほうが、気持ちがいい。

チョーサー 女子修道院長の物語
The Golden Stairs Tate Britain

黄金の階段 1880年 テート・ブリテン
Sir Edward Coley Burne-Jones

ダンテの神曲にでてくる階段をイメージしたとかある。どの階段?白、黒、赤の三つの階段は地獄編ででてきたような・・・。あと階段をつくる罪人はいたけれど。

記事 ダンテの神曲 地獄編トピック

とにかく階段をダンテとウェルギリウスが上ったのは煉獄編の地上楽園に記憶している。天国編ででてくるのかな、全然印象にないですけど。

それよりも 1876年ころに「王の階段」と呼ばれていたこの作品。ソロモン王を思い出すんですが。聖書にでてくるアルグムの木で、ソロモン王は階段と竪琴と弦楽器をつくったといわれていたのを思い出しました。

その階段とは崇拝するエホバ神とソロモン王家をつなぐもの。つまり天と地を行き来するためのものですよね?

中階段では竪琴らしきものと弦楽器をもつミューズが描かれている。こじつけでしょうか・・・。旧約聖書の「列王記」、そして新約聖書にもソロモンの名は出てきたはず。

僕はソロモンの階段ということで。
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