フェルメールの作品記事のリンクは「XAI フェルメールはお好き?」から
仲間の記事はフェルメール賛美の記事ではないのでとっても個人的な直感や違和感を取り上げているのでちょっと面白い。好き勝手に書いているわけではないので、読んでみる価値があります。
この「手紙を書く女と召使」は、「天文学者」同様にモーセの画中画があります。
大きい画中画はこちら「XAI フェルメールはお好き?」
モーセの画中画解釈はこちら remove 「フェルメールはお好き?」
この作品で召使が着ている服は、なんとハブリエル・メツーの「手紙を読む女」と同じ。
この当時は、ハブリエル・メツー同様に一組の男女がそれぞれ恋文を描く対画のような作品が多い。たとえばテル・ボルフも。
このテル・ボルフの女性の作品のように、フェルメールの「手紙を書く女」では、テーブルの下に転がり落ちた封蝋と手紙の文例集といれれている小さな本が落ちている。
テル・ボルフの兵士の恋文は、テーブルの下に落ちているハートのエースのカード。
フェルメールはこの「手紙を書く女と召使」の対画は描かなかった。それとも「フェルメールの没後以降」の記事にあるように推定全制作点数は55~60点あるそうだから、その1枚がありかもしれない。それとも召使が手渡す「恋文」と物語性があるかも。
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