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前ブログ過去記事より

ミュシャの絵画は苦手。ですが、実際に見て、その作品の素晴らしさは理解できます。切手や紙幣のミュシャの図案には、鳩、女神、紋章、隼、そしてプラハ城があります。
 
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左の切手は「隼」、真ん中が「鳩」、右が「紋章」。

以前、ミュシャ「プラハ城切手展」というのがありました。切手は、プラハ城を大きく描き、右手に小さく聖ミクラーシュ教会を配し、天文学的にはありえないことを承知で、方位を無視して太陽が描かれたものを初版に採用しています。しかし第2版では、この太陽はありません。

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この切手「プラハ城」は、5バージョンほどのデザインがあり、周囲の飾り模様が、微妙に変化しています。 Peter's page of Czechoslovakian stamps ↑のリンク先サイトから、すべてのバージョーンを見ることができます。

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さて、最後はおなじみのミュシャデザインの紙幣。現在は流通されていないミュシャのコルナ紙幣です。1918年に独立運動がはじまって、ミュシャは、その1918年から、無償で紙幣や切手、国の紋章、警察官の制服などをデザインしたといいますね。

ミュシャ財団の引用から、上から10コルナ、50コルナ、500コルナです。いまは、100 円が約26コルナ。1コルナが約3.8 円です。(ちなみに1ユーロが、38コルナ) 現在の流通通貨はこちら

独立したチェコの初代大統領がトマーシュ・ガリグ・マサリク 。チェコ人、スロヴァキア人、ドイツ人、ハンガリー人、ルテニア・ウクライナ人、ポーランド人などからなる多民族国家は、民族問題で、20年で終わりを迎えます。

以前は別記事にしてたんだけど、チェコ国立モラヴィア・ギャラリー、ブルーノ(The Moravian Gallery in Brno )所蔵の「西風とニンフ」の紹介。

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フルショヴァニー城の衝立「西風とニンフ」 1881-83 油彩
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