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カルロ・クリヴェリの描いたマグダラのマリア
 


華やかな服装に、棘のある美しさが際立っている。と思いませんか!

ティツィアーノやフセペ・デ・リベーラ、エル・グレコも描いているこの主題は、ダ・ヴィンチ・コードで主人公ラングドンが、「リトル・マーメイド」を見て驚くシーンがあるらしい。

映画「リトル・マーメイド」の人魚アリエルが隠し持っていたのはジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「悔悛するマグダラのマリア」だ。

この元娼婦とされているマグダラのマリアは、イエスの妻だったともいわれる人だ。

あるときイエスが食卓についていると外から罪深い女が現れて、イエスの足もとに泣き伏した。涙にぬれたイエスの足を自分の髪の毛で拭い、足に口づけをしたあと香油を塗ったという。


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マグダラのマリアの肖像に香油壷が多いのは、このエピソードからなのだがジョルジュ・ド・ラ・トゥールは、卓上にカソリックの十字架、そしてプロテスタントの象徴である聖書と蝋燭と、香油壷のかわりに右足に髑髏をのせ右手でおさえているマリアを描く。

なぜ、ディズニーはこの絵を選んだのだろうか。

ニューイングランドには、上流階級の秘密クラブや友愛会といった秘密主義の長い伝統がある。そのひとつであるフリーメイソンは、ダ・ヴィンチ・コードに登場する。ここのメンバーに、ワーグナー、モーツァルト、ベートーベン、シェイクスピア、ガーシュインの名が連なっているが、ディズニーもメンバーだった。

この髑髏が象徴するものは何だろう。フリーメイソンの象徴か、イエスとマグダラのマリアを象徴しているのか。

1998年、イヴ・サン・ローラン リヴゴーシュの広告宣伝は、マリオ・ソレンティの作品。こちらの方が意味ありげ?


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